突然の同級生の訃報が飛び込んできました。
つい1ヶ月前に、元気な声で電話をかけてきてくれた彼女は、もう居ないのです。
気持ちの整理がつかず、何が何だかわからず、どうして?何があったの?
頭の中で、疑問ばかりがぐるぐると回るまま、告別式に参列しました。
子供さんにだけは知らせたくない一心で、彼女は自分が癌であることを、ご主人と自分だけの秘密にし続けたまま、神様の元へ旅立っていったのでした。
高校時代、一緒にスキーに行ったり、お買い物に行ったり、、、
音大は違ったけれど、一緒に上京し、東京でも親しくしていました。
卒業後、彼女は長崎に戻り、ドクターと結婚、子宝にも恵まれ、素敵なお嬢さんは、中学三年生。
幸福な人生とばかり思っていました。
神様は、時にいたずらをされるのか、彼女の宿命だったのか、、、
まだまだたくさんやり残したことがあったに違いないし、彼女の無念、そして遺されたご家族の心を思うと、胸が痛く、苦しく、悔しいです。
痛かったよね。よくがんばったね。
たくさんの笑顔をありがとう。
1ヶ月前にかかってきた、元気な声が、耳の中で未だ聞こえています。
諸行無常、、、生きていると、幾度となく痛感することです。
だからこそ、与えられた命を、人生を、今を、精一杯生きようと、改めて思いました。
安らかに、お眠りください。
合掌。