10代の私はすごーく尖ってた。
20代の私もかなーり尖ってた。
30代に入り、尖るのは卒業しようと決めた。
それが大人になることだと自分に言い聞かせながら。。。
この世界は、女だからと言って得することは殆ど無く、女ゆえバカにされる、甘く見られる、ことの方が多いのだ。
同じステージに立ち、産みの苦しみや、音楽家の悲哀や機微、個人事業主としての責任、正義感溢れる仲間達もたくさん居る。
しかし音楽を情報でしか捉えない人達、音楽家を利用することだけを考え、言いっ放し&やりっ放し…無責任…正義感とは180度程遠い思考の持ち主も多く、本物と偽物の区別もつかず、最後は組織の責任にする…そんな理不尽な扱いにどれだけ唇を咬んだことか…
そして、こちらが正当な意見を主張すると『女のくせに生意気だ』と蔭で言い、こちらが正しければ正しいほど、敵意&悪意を持ち、そういう人は一人では何も出来ないから、スクラムを組む。
そんな人達には『本質』は理解する能力が無いのだ。
正義感にあふれ、自分の身を削り、真面目に生きている人間が損をし、人を利用することだけを考え、無責任、本物と偽物の区別もつかず、最後は組織の責任にする…そんな人達が大きな態度で社会を握っている…正しいことが窮屈で、おかしなことが蔓延している…なんだか日本の国そのものではないか。。。
こうなると『ナガイモノにマカレル』ほうが、お利口な生き方にさえ思えてくる。
自分の成長のための壁やハードルならばいくらでも超えたいし、それが人生だと思う。
超えた時の喜びや充実感が次へ進むパワーとなる。
でも、自分の弊害になる、間違った壁やハードルならば、回避することが正しいことだと葛藤する今日この頃…
クールに尖ってみようかな…(ちょっと弱気な私です…クーっ)