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PIANIST & COMPOSER
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あと3日で2007年も終わろうとしています。
皆さんにとって、どんな一年でしたか? 高校を卒業して、二度と故郷には帰らない覚悟で上京した私でしたが、一身上の都合で故郷長崎に活動拠点を移してから7年という歳月が過ぎようとしています。 あっという間の7年でした。 ローカルで『音楽』を生業にすることの厳しさの中で、なんとか精一杯走ってきた自負もありますが、何とか自分を見失わず今日まで来れたことは、日頃から私を応援し、支えて下さった皆様のお陰だと、改めて心から感謝の気持ちでいっぱいです。 本当に本当にありがとうございました。 考えてみると、東京が、JAZZが、出会った師匠、先輩、仲間が私を育ててくれました。 『お前はイモだ!』『リズムが悪い!』『8分音符一つにもっと悩め!』『死にものぐるいでピアノに向かえ!でなければ弾くな!』、、、etc東京時代は、たくさん叱られましたが、その言葉の裏側には、いつも愛情を感じました。 もちろん、悔しさや苦しさ、自己嫌悪…etcに押し潰されそうな時もありましたが、それ以上に学ぶことの大きさや、心の充実感があり、音楽への情熱を失ったことはありません。 JAZZというジャンルの音楽は、やっていることに対して報われない音楽であることは確かです。 でも、私よりも長い時間JAZZを生業としてきた師匠や先輩は、教えてくれる時に弾く音も、例えば一音弾くだけの時でも、小さな箱で例えお客様が数人であろうが、大きなコンサートホールであろうが、全て音を出す時は全身全霊で、命懸けで音楽に向かう。 音に対する心構えの純粋さ、、、そして、音楽を生業として生き抜いていく覚悟の重さ、、、出す音全てに対して、純粋&大切に、、、そんなことを『生きざま』と『音』によって教えてくれました。 そんな師匠や先輩達に出会えた事を改めて、感謝します。 そして長崎は、私の精神面を、とても強くしてくれました。 自分自身と向き合い、己を知るための精神力を学習させてくれました。 そして、ステージ上の孤独も、経験させて貰いました。 どんな状況の中でも、自分を表現するたくましさ、自己完結することの術を少しずつ身に付けることが出来てきたと思います。 生きることは修行だと思うけれど、年を重ねることは自分の引き出しが増えることでもあり、年を取るってすごく素敵なことだと実感出来るようになりました。 神様、ありがとう。 そして、音楽をやらせてくれた両親に、ありがとう。 そして、今年も音楽を通じて、たくさんの素晴らしい出会い、再会に恵まれ、皆さんの『笑顔』に支えて頂いた一年でした。 皆さん、本当に本当にありがとう。 きっと皆さんの傍にも、あなたのことを支え導いてくれてる人が、必ず居ることを忘れないで、、、 皆さんにとって、良い今年の締めくくりが、 そして、素晴らしい2008年が迎えられますように祈念いたします。 これからも、『愛の波動』で繋がる音楽が出来るように、、、 そんな『音』が奏でられるように、、、私はなりたい。
by opemoca
| 2007-12-29 04:31
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