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PIANIST & COMPOSER
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私は、根っから『人』が好きだし、信じる。
もしかしたら『自分』より『人』を信じる傾向がある。 自分の非力や弱さやダメさは自分が一番知っている。 そして自分一人の力が、いかにちっぽけで、たかがしれていることも…。 私がアンサンブルミュージックに『こだわる』のも、 例えばソロピアノスタイルのように一人の世界で完結するよりも 『音』という媒体を使っての、自分以外の『人』との、生身の人間同士での共同創造作業が大好きだからだ。 そして何と言っても、一人の力ではなくメンバー皆で『譜面の裏側の世界』を『その時』&『その瞬間』でクリエイトしていくことこそ、 『音楽の持つ可能性』を感じることの出来る至福の瞬間だと確信するから… 但し、これには社会生活と同じように最低限の『掟』がある。 プロフェッショナルであろうが、セミプロだろうが、先輩だろうが後輩だろうが、 男だろうが女だろうが、同じステージに立ち、演奏料を頂く以上、全く同じ立場だという事。 (本業があったとしても、技術、センス、そしてスピリッツもプロ以上にプロらしい方も 現実に存在するし、その逆もまた然り…) 要するに、プロだろうがセミプロだろうが私は『言い訳する人』と、過去の貯金で『音楽する人』が大嫌いだ。 『音楽』は、そんな甘いものじゃないし、第一、お金を払って聴きに来て下さるお客さまに対して失礼だ。 特にジャズは再現音楽では無いし、二度と同じ演奏というのは有り得ないのだから、 各人がいかに『その時』&『その瞬間』に対して最大限の責任感を持ち、 常にHipであることを忘れないで音楽と向き合うか…にかかっていると思う。 そして、もし万が一、色んなマイナス条件が重なって最悪な演奏になったとしても『命を取られる』ということはないが…(笑)気持ち的には毎回が『命懸け』的な気持ちで臨むべきだと思う。そして、常にHipであり続けなければならない…と思う。 (もちろんスタイル&形式でしか『音楽』を聴かない聴衆の方も存在するので、そういう方々にはCDなりレコードを観賞して頂けばよいのであって…) 最近、ちょっと寂しいことがあった。 とても応援している後輩ミュージシャンに 『本業で忙しいと思うけれど、そろそろ新曲を増やそうね』 『音楽が生きる第一の道じゃないとしても、アナタにポテンシャルを感じて、応援してるからね…』 と、伝えたのだが… 某集まりの場所での自己紹介時に『小國さんに叱られながら、なんとかがんばってます』だと… がっくし…ショックだったなぁ… 私、何も叱ってないし… 同じステージに立つ、同じ立場の仲間として、やる気になって欲しい気持ちを伝えたつもりだったから… と、最近本音で話すことが怖くなった私… でもやっぱり、私は根っから『人』が好きだし、 もしかしたら『自分』より『人』を信じる傾向がある。 自分の非力や弱さやダメさは自分が一番知っている。 そして自分一人の力が、いかにちっぽけで、たかがしれていることも…。 一人の力ではなくメンバー皆で『譜面の裏側の世界』を『その時』&『その瞬間』でクリエイトしていくことこそ、 『音楽の持つ可能性』を感じることの出来る至福の瞬間だもの… 今からジャムセッション行ってきまーす! ♪お知らせ♪(ご報告遅くなりましたが…) この度、ピアニカ・モモちゃんは専業主婦に…(爆) 彼氏ホーナ−くん(ドイツから来たプロ使用ピアニカ)が我が家へ仲間入り! モモちゃんの承諾を得て、私、ホーナーくんを連れ回しております(笑)
by opemoca
| 2006-04-13 19:54
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